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ボタン Q&A:仕事 No.0105

【Q】

  •  転勤が多く悩んでいます。
  • 30代後半のサラリーマンです。転勤が多く悩んでいます。
  • 転勤場所は今の、自宅から通勤出来る範囲なのですが、異動で職場が変わるたびに新しい仕事、
  • 新しい環境に適応しなければならないし、新らしい人間関係をつくらなければならず心身ともに
  • 疲れています。
  •  こんなことで仕事がうまくゆきません。
  • 同期はほとんどが管理職になりましたが、私は管理職にはなれないように思います。
  • 最近では毎日のように退職したいと思いますが、家族は頑張れ頑張れの一言です、
  • どのように心の整理をつけたらよいのか判りません。
  • アドバイスが欲しいです。

【A1】会社務めにはつきものではありませんか?

  •  会社の規模や業態にもよるのでしょうが、サラリーマンには転勤がついて廻ります。
  • 既に10年ほど前にリタイヤした私も、独身時代から数えると9回の転勤を経験しました。
  •  独り者のときは自分のことだけ考えていればよかったのですが、結婚し子供ができ、
  • 家族揃っての転地では、転勤先の職場に慣れる以上のしんどさを味わったものです。
  •  二人の子供は、小中を通じて4回の転校を余儀なくされました。
  • その結果、彼らもまたそれなりに苦労はしたようですが、それなりに協力してくれました。
  •  そん中でも一番困ったのは、長女が高校へ入った時でした。
  • 長女の高校2年の春に、私に叉転勤の話しが出たのです。
  • 編入試験を受けて合格すれば、それなりの学校へ転校できるのですが、もし落ちてしまうと、
  • その時通っていた学校よりも数段レベルの低い学校へ行かなければならなかったからです。
  •  長女は「希望校への編入試験に受からなかったら、今の学校へ残る。」と言い、
  • 妻も次女も「もしそうなったら、私の赴任先へは行かないで、ここに残る。」と言い出したのです。
  •  私は会社を辞めるわけにもいかず、これと言って他によい方法もなく、
  • 『やむをえないだろうな!』と半ば覚悟はしました。
  •  結果的に、長女は希望校へ合格し、単身赴任の悪夢は覚めましたが、今思ってもあの時ほど
  • 会社務めの苦しさを味わったことはありません。
  •  私にとって退職後の10年の歳月は、サラリーマン時代の辛かったことや、苦しかった事を、
  • ほろ苦さとして、いやむしろ“よくみんな頑張ったな!”という思い出の時間となっています。
  •  前置きが長くなりましたが、貴方の場合は転地の必要がないて転勤と言う事ですので、
  • 私の場合とは少し事情が違います。
  • 転地しない転勤は、特に家族に対する負担がありませんので、それだけでも幸せだと思います。
  • 家族の協力が得られない転勤による転地は、いろんな意味での障害が多い事を、何人かの仲間を
  • 見て知っています。
  •  単身赴任が原因する不摂生や偏食による病気は誰もが経験する事ですし、
  • 極端な場合は子供の非行や離婚、そして家庭崩壊なども珍しくないのです。
  • それを考えたとき、貴方はまだ恵まれていると思います。
  •  転勤による新しい人間関係作りは確かに大変でしょうが、転勤しないでも職場が変わっても、
  • それは同じです。
  • 色々な人間と知合うことによって、その都度人間関係を構築していくのは、
  • 例えそれが職場以外の場所であっても、数の違いがあっても誰もが経験する事です。
  •  つまり、今の会社を退職してもそれは続きます。
  • その経験が、歳を重ねると言う事だと思います。
  • 言って見れば、人間としての年輪です。
  • 年輪を増やす事によって、その人の価値は、本人が認識しない間に、上がっていくのです。
  •  昇進の件ですが、貴方が昇進願望者であれば別ですが、あまり気にしない方がよいと思います。
  • 役員以外の管理職は苦労が多いものです。
  • それに日本企業の場合、昇進は時の運が多いものです。
  • “配属された部署がよかった。”“与えられた仕事が自分に適していた。”“上司に恵まれた。”
  • “上司と気が合った。”“たまたまその地位が空いた。”など、ほんとに偶然が左右する事が多いと、
  • 私は思います。
  •  同じ条件で入社した同期生にそれほどの差はなかったはずです。
  • 彼らは昇進と言う意味では運がよかった。
  • 貴方は単にその点では運が悪かった。
  • それだけの事です。
  •  管理職になった同期にヒケメを感ずる必要は全くないと思います。
  • 彼らは彼らなりに、仕事の上で個人的な事で、別の苦労や悩みをきっと持っているはずです。
  • その点貴方は、家族に恵まれています。
  • 気落ちしてめげそうになる貴方を励ましてくれる家族がいる。
  • それだけでも充分だと思います。
  • 貴方の家族は誰よりも貴方を信頼し、貴方を認めている証拠です。
  • 他人の評価より身内の評価が一番大切だと、私は信じています。

【A2】本当に辛かったら早く転職すべきです。

  •  今の仕事が好きですか?
  • ご自分の一生をかけて続けようと思う仕事ですか?
  • もしそうであるならば、あまり色々なことを考えすぎず、仕事に集中するのが一番だと思います。
  •  世の中に待遇が良くて仕事も面白いなどという場合はほとんどないはずです。
  • 仕事が楽しければ、それそれで恵まれています。
  •  仕事はきついのに、待遇は悪い。そんな環境の人達も大勢いるのです。
  • それにどんな職場あっても人間関係は厳しいし難しいものです。
  • 安易に転職した結果、好きになれない仕事についたり、今以上に人間関係に悩んだりする事だって
  • あるはずです。
  •  今の仕事が好きならば、絶対に続けるべきです。
  • 同期が昇進しようとしまいと、貴方の価値が変わるわけではないし、それに社員全員が昇進する
  • ような会社もないはずです。
  • 好きな仕事が続けられるならそれで良しとする考え方だってあるはずです。
  • 昇進を生きがいにするのではなく、仕事を生きがいにするようにしてみたらいかがでしょうか?
  •  但し、好きでもない仕事の場合は別です。
  • その場合は、なるべく早く好きな仕事を探して下さい。