Q&A:仕事 No.0053
【Q】リストラが不安です。
入社後8年の、26歳になる女子事務員です。
本当は大学へ行きたかったのですが、家庭の都合で進学できず、高卒で就職しました。
今、彼氏と1年後をめどに結婚を約束し、7年後位には家を建てることも計画してい
ます。
悩みは仕事のことです。
普通科の高校を卒業しているだけなので、最初は営業事務から始まって今日までに
7つの部署へ配属されてきました。
一箇所には、早いときは3ヶ月、長いときでも2年未満でした。
最初のうちは、そんなものかとも思っていましたが、4回目の異動のときには
前にいた部署へ戻されたこともあります。
今の部署へは去年の4月から配属されたのですが、やっと仕事に慣れた矢先に
異動の話が出ました。
今度の職場はそれなりの負荷もあり、経験も必要な業務でしたが、
自分なりに努力して頑張ってきました。
その結果、少しは自信らしきものもつき、次年度は他の人の重荷にならずに
こなしてみせようと思っていたところでした。
叉かとの思いが、上司に異動理由を尋ねさせました。
上司の答えは、能率向上でした。
簡単に言えば、私の能力ではその部署の効率化に付いていけないし、
それどころか他の人の足を引っ張ることになるとの説明を受けました。
とてもショックでした。頭の中が白くなると言うのはこの事なんだと、
後で思いました。
「自分なりに一生懸命努力してきたのに....。」そんな思いと裏腹に、
会社への不信感が芽生えたのはこの時からです。
確かに、私は高卒でそれも普通科です。特技や資格も無く、
同年齢の人達と比べてもスキルは低いと、自分でも思っています。
時には、所属部署の重荷になったことも事実です。
でも、1年や2年で、戦力になるまでの実力が本当に身につくものなのでしょうか?
慣れるか慣れないうちに異動を繰り返してきた私には疑問に思えるのです。
反面、中には7年以上も同じ部署にいる人もいる事実もあるのです。
多分、私は嫌われているのではないかとも思います。
結婚を控え、家の新築計画までしている今の私にとって一番心配なのは、
『貴女はもう必要無いから。』の一言です。
結婚後も共働きを続けていくつもりの私にとって、リストラが一番怖いのです。
そんな私の不安を解消する方法を、どなたアドバイス下さい。お願いします。
【A1】あまり悪い方に考えないで下さい。
性の地位が向上したとはいえ、日本の社会、得に仕事に関して、
まだまだの感があります。
貴女の会社がどんな会社で、あなたの仕事がどんなものなのかが分かりませんので、
私の経験を含めて、一般論でアドバイスします。
適切でない部分もあるかもしれませんが、それはお許し下さい。
外資系企業や大企業叉はその他の企業の一部を除いて、多くの民間企業の女子社員、
主に事務系の女子社員の地位は低いものです。
高卒であれ大卒であれ5年から7年を目安に新陳代謝を考えています。
共働きが増えたとは言っても、結婚そして出産を理由に退社していく女子社員が多いのです。
使用する側として途中で退社していく事の多い女子社員を、継続した戦力として
考えるリスクは犯しません。
例え入社時に、「結婚はしません。」「子供は作りません。」などと断言しても、
未来のことは分かりませんし...。
8年間で、7部署への配属という貴女の異動は確かに多いと思います。
スキルが低いから他部署へ廻されるということは確かにあるとは思いますが、
業務の拡張などによって親切部門が増える場合は、さほど珍しい事ではない場合もあります。
その場合は、逆に順応性があり使いやすい人が選ばれることもあるのです。
私の経験では、女性は得に仕事に関しては保守的です。今までのやり方を変えたり、
新たな仕事を追加することに無条件で抵抗します。
これは、年齢が高く経験の多い人ほど顕著です。
そんなことを考えると、貴女の場合の異動は、一箇所の部署に長くいなかった事と、
生来の貴女の順応性を上司が評価したと判断してもよいと思うのです。
上司の「効率化に付いていけない。」という言葉は、貴女を否定するものではなく、
効率化を最重要視する今の部署が貴女を必要としないと言うだけのことです。
貴女の資質をそれ以外に活用しようとしているだけだと思います。
その証拠として、退職勧告はなく他部署への異動があったわけですから。
スキルや経験がなくても、必要な人材として貴女は認められていると思ってください。
いたずらにリストラの不安などに怯えていると、それが態度や顔に出て、
貴女の存在価値すら認められなくなる可能性も出てきますよ。
こんな事を書くと多くの女性の顰蹙をかうかもしれませんが、
男にとって女性がいてくれるだけでも職場は明るくなるのです。
自信を失くさないで、いつもほがらかでいて下さい。
【A2】深刻な悩みだとは思いますが、???
男女を問わず、リストラの候補になったとしたら不安なことには変わりありません。
でも貴女の場合は、リストラの勧告を受けたわけではなく、他部署への異動を
命じられただかなのですから、心配無いと思います。
会社があって仕事があって、それだけでも感謝できることではないですか?
会社が倒産すれば、能力があろうとなかろうと、仕事は無くなってしまいます。
私が前に務めていた私の会社は倒産してしまいました。
30人ほどの小さな会社で、給料は他の企業と比べれば安かったですが、
それなりに居心地は良く、自分では満足していました。
倒産は突然の事で、社長の個人的な保証が原因でした。
2ヶ月間の事務整理後に解雇され、4ヶ月のハローワーク通いの結果
ようやく今の仕事を見付け、再就職したのです。
10年間勤めた経験も、新しい会社では、そのままでは通用しない事も多く、
いろんな意味で気苦労が絶えませんし、給与も以前と比べ悪くなってしまいました。
貴女の場合、『辞めてくれ』と言われたわけではないのですから、
もっと気楽に考えていたらどうでしょうか?
いざとなったら、転職だってあると思います。
それに貴女の場合は、今の会社にいるうちに転職先を探す余裕だってあるじゃないですか。
配置換えを繰り返されたら、確かに精神的に重いものがあることは分かりますが、
失職するよりよっぽどいいと思って下さい。
それに貴女よりスキルの低い社員だって他にもたくさんいると思うのです。
あまり深刻に、そして後ろ向きに考えないで、新しい部署で貴女の持っているものを
出せばそれでいいと思います。
【A3】同じような事を言われましたよ!
私の経験を書きます。
言葉は違いますが、私も同じような事を言われた経験があります。
その時は、貴女とおなじようにショックでした。
悔しいのと恥ずかしいのと、やっぱりと思う気持ちとで、
頭の中はグチャグチャになっていました。
でもその後、不思議な事に精神的に楽になったのです。
一種の開き直りでしょうか。
「そう思われているのなら、それでいい。」
「今までのように自分の能力以上のものを出そうとしてまで頑張らなくてもいい。」
そう思ったのです。
それまでは、自分なりに努力しました。
お金にならない残業や休日出勤もしたこともあるのですが、
今ではそれさえ後悔しています。
会社にとって女子事務員は、どちらかと言えば消耗品です。
仕事ができない。残業をしない。休出をしない。不平を言う。気に入らない。
言うことを聞かない。態度が悪い。顔が気に入らない。
上司がそう思えば、それだけで他部署に異動させられることだってあります。
そんなわけですから、上司のいう言葉にいちいち悩んだり考え込んだりするのは、
貴女にとって損ですよ。
私の場合は、転職を考えました。
でも条件は当然今より悪くなります。
また中途採用では、女子事務員としての再就職は難しいと思って我慢しています。
会社務めは、所詮、金稼ぎです。
リストラを心配するのなら、多少のことは我慢して、
できるだけ上司に気に入られるようにして、気楽に仕事をすることも、
ベストとは言いませんが、一つの方法だと思います。