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ボタン Q&A:金銭 No.0604

【Q】ネットバンキングで知らないうちに預金が引き出された。

  •  昨年11月からネットバンキングを利用しています。
  • ところが今年の11月に私が知らない間に口座からお金が引き出されていました。
  • とりあえず8万円ほどでしたが(当時口座に入金してあったほとんど全額)、
  • 今までとても便利と思っていましたが、今では怖くて使えません。
  •  また今後このまま使わなければ何の問題もおこらないのでしょうか。
  • 相談するところもわからず悩んでいます。
  • こういう事のわかる方がいれば、何かアドバイスが欲しいです。

【A1】スパイウェアが原因では?

  •  いろいろな原因が考えられますが、最近被害が多いのが、スパイウェアと呼ばれる
  • 個入情報を盗む悪質なソフトウエアを原因とした預金の不正引出事件が問題となっています。
  •  あなたの事例では、銀行と話し合い協力して、どのような原因によって引出しが行われた
  • のかを確認したうえで、その後の対応を相談することが一番です。
  •  また、銀行では、不正利用があったときの補償について定めている所もあります。
  • これも解決の一つとなるでしょう。
  • こうした被害救済の方法も可能性があるので、まず、銀行に申し出ることをお勧めします。
  •  相手にしてもらえないときは、消費生活相談窓口や、銀行協会の相談窓口などに申し出て
  • みてはいかがでしょう。
  • ◆ネットバンキングとは、インターネットを利用して銀行取引を行うことで、銀行に行かな
  •  くても済み、自宅のパソコンや携帯電話で取引ができ、大変便利です。
  •  また最近では、ネット専業の銀行もあります。
  •  ネット専業銀行は店舗をもたないで、ネット上だけで存在しますので、入件費や費用を低く
  •  抑えることができ、その分、預金金利も高めに設定され、手数料も他の銀行に比べれば割安
  •  のようです。
  •   しかし便利な反面セキュリティには充分注意が必要です。
  •  ネットバンキングでは、利用者の口座番号やパスワードなどの個入情報がインターネットを
  •  通過しますので、途中でそれが読み取られるおそれがあります。
  •  このため、銀行は情報の安全なやりとりのためにSSL(Secure Socket Layer)を導入して、
  •  情報の管理をしている所が多数です。
  •   ネットバンキングを利用する場合には、取引バンクがインターネットサイトでSSLが用いら
  •  れているかどうかを確認することをオススメします。
  •    http://e-words.jp/w/SSL.html
  •   しかし、SSL等の防御策があっても上記、スパイウェアなどの被害が発生します。
  •  スパイウェアとは、無料ソフトのダウンロードなどでパソコンの中にもぐりこみ、利用者の
  •  個人情報を第三者に自動的に送信するプログラムです。
  •  このようなプログラムにかかると、自分の銀行口座番号などが自動的に送信されてしまいます。
  •  この情報を悪用して他入の口座からお金を引き出すのが、スパイウェア被害です。
  • ◆スパイウェアの被害を防止するためには、
  •   @常に自分で口座の運用状況をチェックして覚えのない引き出しをチェックする。
  •   A安全性の確認ができない無料ソフトやデータを安易にダウンロードしない。
  •   B発信元の明らかでない電子メールの添付ファイルを開けない。
  •   などの注意が必要です。
  •  スバイウェアの対策ソフトはいろいろと出ていますから、これらを利用すれば感染しているか
  • どうかをチェックすることもできます。
  • *被害にあった場合には、銀行にすぐに連絡して実体を明らかにすることが必要です。

【A2】今直ぐ手続きを!

  •  便利な世の中になったものです。
  • カードも通帳も印鑑もいらず、IDとパスワードさえあれば、家から一歩も外に出ること
  • なく預金を操作することができるインターネットバンキング。
  • 確かにこのシステムは預金者にとってはとても便利である反面、犯罪を企む者にも狙い
  • やすく、且つ犯罪現場で姿や顔を見られないというメリットさえあります。
  • つまり、IDとパスワードさえ手に入れてしまえば、偽造カードを作成したり、時には
  • 本人に成りすますなどというリスクも必要とせず、インターネットを通して簡単に
  • 他人の金を盗むことができるのです。
  •  IDやパスワードが第三者に入手できないように、銀行側も色々な対策は立てていますが、
  • それでもスパイウェアなどによるその手の被害は後を立たないようです。
  •  セキュリティーをどんなに強化しようと、鍵(IDやパスワード)は、結局のところ開け
  • るための物ですから、それをもくろむ側と守る側のイタチゴッコというわけです。
  •  そんな理由で、防備は考えられる限りの方法を取る一方で、万が一の場合に備えて、
  • 一部の銀行では事件の被害額を全額補償したり、条件付の損害保険の導入を計り、預金者
  • の保護と共に銀行自身の信頼回復に努めています。
  •  従って、場合によっては貴方の被害について保証される可能性があります。
  • いずれにせよ、直ぐに銀行に状況を一報するとともに、今後の対策についての指導を得る
  • べきです。
  • 何もせずに手をこまねいていては、更に被害が大きくなることが考えられます。