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【Q】どうして結婚するのか不思議?
- 私は「男女間の愛」が信じられません。
- どうして世の中にはたくさんのカップルがいて、多くの人たちが結婚するのか不思議です。
- 不完全な人間が、なぜ不完全な人間を愛することができ、生涯の伴侶として選べるのでしょうか。
- 物語の主人公たちのような完壁な愛はウソっばちにしか思えません。
- 私も人を好きになったことが何度かあります。
- けれど、その人の欠点を少しでも知ると、すぐいやになってしまいます。
- たとえば、私より成績の悪い人だと、将来の稼ぎが少ないかもしれないと考えてしまうのです。
- 今までの私の恋愛の経験が本物ではないからでしょうか。
- 私が人一倍自己中だからでしょうか。
- 一生、恋愛できないのではと思うと心配です。
- どうすれば人に恋愛感情が抱けるようになれるか教えてください。
- (高校2年の女性です。)
【A1】貴女の様に物事が割り切れると好いですね!
- 人間って、元々不完全だっていうことを知っています?
- 動物の中で、脊椎動物の中で、哺乳類の中で、最高の進化を遂げた人間が一番不完全な動物
- だということを知っていますか?
- 犬や猫やその他のあらゆる動物を、産まれたときから人間がずーっと飼っていたとしても、
- 朝から晩まで一緒に生活をしていたとしても、彼等は絶対に人間にはなりませんし、
- 言葉も話せず読み書きも出来るようにはなりません。
- でも反対に狼に育てられた人間は狼に、猿に育てられた人間は猿に成ってしまう
- ということを聞いたことがあると思いますがどうでしょうか?
- 人は人としては未熟な状態で産まれてきます。
- 臨月で産まれたとしても、未熟児で産まれて来るのが人間の子供なのです。
- それが証拠に他の動物とも異なり、産まれて直ぐには立つことも歩くことも、
- そして自ら母乳を捜して吸うことも出来ないのです。
- 成長してもそれは変わらないのです。
- 必ず誰かを頼ったり頼られたりして生きていくしか方法を知らないのです。
- その誰かの内で一番身近な関係になる他人が夫婦です。
- 自分が完全でないから相手を必要とするのです。
- 自分が完全でないから頼れる相手を求めるのです。
- 互いに頼れる相手として存在価値を認め合った時の究極が、結婚という形となるのです。
- 「この人は私の頼る相手。私はこの人から頼られる相手。だから誰も邪魔をしないでね。」と
- 他の人達に宣言し、認めてもらうのが結婚の意味だと思います。
- 不完全だからこそ好きになるし、自分には無いものを持っているからこそ尊敬できるし、
- いつも一緒に居たいと思うからこそ結婚するのだと思います。
- 貴女の言う完璧な愛とは何でしょう?
- 私にはそれがどのようなものか全く分りませんが、もしあったとしたらそれは神の領域に近い
- ものではないでしょうか?
- 自分より頭脳が劣っていたり、自分より学歴が低かったり、世間一般の人から比べて
- 収入が少なかったりする人を愛せなくても、それで愛を持てない人間だとは言えません。
- 愛は色々な形で表現されます。
- 感じる人の価値観で愛の形は違ってきます。
- そしてどんな形を示したにせよ、その愛はその人にとって本物です。
- 自分がそれを愛と思った時、それがその人にとっての本物の愛と成ります。
- たとえ他人からなんと言われようと・・・。
- きっと貴女にもそんな愛を経験する日が来るでしょう。
- そして恋愛もそんな愛の一つの形ということに気がつくと思います。
- 一見単調な毎日の繰り返しの中で、きっとその日は来ます。
- それはほとんどの場合、求めて現れるものではなく、ふとした偶然、
- 運命のいたずらとも言えるようなことが多いようです。
- その日を信じることですね!
【A2】痘痕(あばた)もえくぼって諺を知っていますか?
- 疱瘡(ほうそう)という病気にかかると、治っても顔や身体にブツブツの傷が残ったそうです。
- 今は種痘で身体に免疫を作ることでその病気にかかる人は日本ではいませんが、
- 昔はそれで死ぬ人も多かったそうです。
- たとえ顔にそんなブツブツがあっても、その人のことが本当に好きになると、そんな醜い傷跡でも
- えくぼと同じように、可愛く見えてしまうということです。
- 誰だってたくさんの悪いところを持っているけど、好きになって愛情を感じれば、その悪いところも
- 許せるということでしょうね?
- 人を好きになるということは、その人の欠点も含めて好きになるということです。
- だから不完全な人でも好きになることができるし、好きになってもらうこともできるのだと思います。
- 貴女にはまだそんな人との出会いがないのでしょうね。
- でも本当に好きなる人が現れればそんな気持ちをきっと理解できると思います。
- いつも一緒にいて欲しいし、一緒にいたいと思うようになるものです。
- 結婚はその最後の形だと思います。
- 結婚後、色々な事情で分かれてしまう人達も沢山いますが、最初からそうする積りの人は
- 一人もいないはずですから、本物の愛情ではなかったというよりは、それはそれでまた次元の違う問題だ
- と思って下さい。
- 貴女にだって、いつか必ず、何年後かはわかりませんが、きっと本物を感じる人が現れるはずです。
- 完璧とか本物とかの言葉で表現できない感情を持てる時が必ず来ます。
- 求めてそれを手に入れる人もいるでしょうが、自分の意識しない時間の中で、
- 自然とそれを手にする人のほうが多いようです。
- それを運命と言う人もいますが、かりに運命であったとしても、望む心が無ければそんな出会いもない
- と思いますし、信ずる気持ちも大きく影響すると思います。
- 将来の自分を信じて、その日を待っていたらどうでしょう?
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