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Q&A:家族 No.0178
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【Q】大学生の弟の将来が心配
- 二十八歳の主婦です。
- 五歳年下の弟のことで悩んでいます。
- 父が早く亡くなったためか、母は弟にとても甘いです。
- 高卒後、「予備校がいやになった」と言うと、
- すぐ別の予備校に行かせるという具合です。
- やっとひとつだけ合格できた大学は、
- 「自分のしたい勉強ができない」と留年しました。
- 下宿は遊び仲間のたまり場になり、アルバイトも全然しません。
- 「あまり食べていない」というので母が少しお金をやると、
- パチンコで遊んでしまう始末です。
- 友人からもらったという車に乗っていますが、
- ガソリンは母のカードで入れているようです。
- このような弟が、この先どうなるのか、私は心配でたまりません。
- 母も私しか相談する相手がいないので、よく話を聞きますが、
- どう答えていいかわかりません。
- なにかアドバイスをお願いします。
【A1】心配する以前の問題です。
- 最近よく耳にする話しです。
- 自分が子供の頃できなかったから、片親だから、小さい頃苦労かけたから、
- と理由は様々ですが、いたずらに子供を中心とした生活を漫然とするような
- 子育てに対する認識を間違っている親が多いようです。
- 人間は生まれながらにして不平等なのは当たり前のことです。
- 国籍が違う、両親が違う、姿形が違う、顔が違う、能力が違う、
- その他全ての環境が違って生まれてくるのです。
- 違って生まれ育つのはその人の宿命です。
- 親は子供のためと一生懸命生きていますが、
- 親の心子知らずは今に始まったことではありません。
- 貴女のお母さんの気持ちは理解できます。
- 甘く育ててしまったこともやむをえないかもしれません。
- でもやはりお母さんに大きな責任があると思います。
- 厳しく育てたから良い、甘く育てたから悪いということではなく、
- どちらにも限度があるのではないでしょうか?
- 限度を超えています。
- 仮に親にどれだけの経済力があっても、学費の仕送りには制限をつけるべきですし、
- 期限も決めておくべきです。
- 目的もなくハングリー精神もない人間には、その先ろくな人生はないはずです。
- 目的を捜すための進学のはずですが、それを彼は放棄しています。
- 与えられた環境の中でしか、人は自分の人性を歩めませんし、
- その中でしか目的を捜すことができないのです。
- 彼がどんな理由をこじつけようと、
- それは単なる屁理屈であって聞く耳を持ってはいけません。
- 成人したことをどのように本人が認識しているかは分かりませんが、
- 少なくとも自分の母親からは成人していません。
- 母親は、彼の一生を手助けできるはずがないのですから、今決心すべきです。
- 彼には今後一切経済的には甘い顔は見せないと・・・。
- それが唯一彼にしてあげられることだと思って下さい。
【A2】お母さんを説得してください。
- 甘い母親は、決して子供を成長させません。
- 弟さんは精神的にまだ成長していないのです。
- 成長していない子供を見ると不憫に思って手をかけすぎる親も多いようですが、
- 実は本当の意味では子供のためにはなっていないのです。
- そんな親は優しさと甘さを混同しているのです。
- 優しさには反面厳しさが必要です。
- 厳しい心があるからこそ優しさが外に出るものです。
- 子供のしたいようにさせるのは、優しさではなく単なる甘さです。
- お母さんに言ってあげて下さい。
- 「甘くしては駄目!」と。
- 貴女の目から見て、お母さんの甘いと思われる部分にブレーキをかける事です。
- 今までやってきた事ですから、なかなか言うとおりにはブレーキはかからない
- とは思いますが、説得できる立場にいるのは貴女しかいないのですから、
- 本心から弟さんのことを考えているのであれば、何としてでもお母さんを説得して、
- その甘い部分を出さないようにさせて下さい。
- 一度に全ての甘い部分をなくす必要はありません。
- 送金の額を少しずつ減らすとか、弟さんの要求を2回に1回は断るとかから
- 始めてください。
- ただそれを実行する場合、決して貴女の意見からという事を
- 弟さんに分からせてはいけません。
- すべてがお母さんの意思によるものだという事にしておくべきです。
- そうしておかないと、その結果貴女と弟さんを不仲にするだけでなく、
- お母さんの言う事を、これか先、弟さんが信じなくなるからです。
- 一日も早くお母さんを説得してください。
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