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Q&A:家族 No.0167
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【Q】妻の母親との同居はうっとうしい。
- 五十代の男性です。
- 妻の母親を引き取って半年になります。
- 七十九歳の義母はそれまで長男である妻の弟と同居していましたが、
- 嫁に散々いじめられ、妻が見かねて呼び寄せました。
- 義母は痴呆の初期状態でしたが、私なりに一生懸命尽くしたかいもあって、
- 今は体重も笑顔も戻ってきました。
- ところが最近、四六時中家にいる義母がうっとうしくなりました。
- 夫婦で出かけたり、息子や孫と過ごしたりする時間がとれず、イライラします。
- この半年、義弟夫婦や妻の姉夫婦は一度も来ていません。
- 彼らは義父が亡くなった時、それぞれ遺産を分与されましたが、
- 私の妻は一切もらっていません。
- それなのにという気持ちが強いです。
- 正直言って、義母には義弟のところに帰ってほしいのですが、
- 世間から後ろ指をさされるのではないかとも思い、迷っています。
- このまま広い気持ちで見守っていたほうがいいのでしょうか。
【A1】親の面倒をみるのは大変です。
- 人間の寿命が延びて、子供がかなりの年配になってから
- 親の面倒をみるようになった昨今では、それは体力的に経済的にも
- それなりに苦労の多いことです。
- そして、それが叉自分の子供達に受け継がれていくことを考えると、
- ため息気もつきたくなる事実でもありますね。
- でもそれが人間社会の良い点でもあり、厳しいルールでもあると思います。
- 自分の本当の親でもそうなのですから、まして貴方のように義母となれば
- なおさら負担を感じてもやむをえないかとは思います。
- ところで貴方がお義母さんを引き取られたときの状況と、
- その時の貴方の考え方はどういうものだったのでしょうか?
- 「嫁に虐められて可愛そうだ。」との奥様の言葉に、
- 一つ返事で「それではこの家に連れてこよう!」などと、
- 答えが簡単に出たわけではないと思います。
- それなりに考慮し、以降のことを想定し、奥様と色々話されて、
- そして初めてその結論を出されたのだと思います。
- お義母さんとの同居も半年を過ぎ、お互いにその環境に慣れたことと、
- お義母さんが元気になられたことで、貴方の緊張感が元に戻り、
- 今は少し自分自信が我侭になっておられるのではないでしょうか?
- お子さんが小さい時のことを思い出してみて下さい。
- 仕事で疲れて返ってきた時に、元気良くは跳ね回ったり
- 大声で話したりする子供に思わず「うるさい!静かにしていろ!」などと
- 言ったことはありませんか?
- でも病気で寝ている子供には、早く元気になって欲しいと
- 願ったことだってあったはずです。
- 矛盾する気持ちは誰にでもあるものです。
- 今の貴方はそんな状態にあるのかもしれません。
- そして本当は、お義母さんそのものがうっとおしいのではなく、
- そんな情況をまるで見て見ぬ振りをしている
- 奥様の義弟夫婦や姉夫婦に対する不満が、
- そのような気持ちにせているのではないでしょうか?
- そこで問題となるのは、お義母さんを引き取られたときの状況です。
- 義弟夫婦や姉夫婦とどのような話し合いをされたのかということです。
- 早く言ってしまえば金銭的な問題です。
- 例えば、お義母さんの面倒を見る代わりに
- お義母さんの所有する動産や不動産に関する遺産相続権を
- 全て貴方の奥様に譲るとか、1ヶ月に幾らづつというように
- 義弟夫婦と姉夫婦から支援してもらうとかの条件は付けたのでしょうか?
- 多分何もなさっておらないのではないでしょうか?
- 無我夢中で過した半年を振りかえったときに、
- 何だか馬鹿くさくなってきたのではないでしょうか?
- 「何で自分達だけ貧乏籤なんだ?」と思われたのではありませんか?
- 半年間同居してみてお義母さんとはやっていけない、
- 好きになれないなどと考えるようになったのなら論外ですが、
- そうでないならこの問題を解決することによって、
- 貴方の気持ちは変わるはずです。
- 一見お金で解決する問題ではないようですが、
- 貴方の気分的なもやもやはそれなりに解決できるはずです。
- 半年とか1年とかを単位に、持ちまわりで子供達がお義母さんの面倒を
- 見ることも可能でしょうが、それではあまりにもお義母さんの気持ちを
- 無視することになり、可愛そうで哀れです。
- どうすればお義母さんの余生をより良いものしてあげることができるのかを考え、
- そのために金銭面も含めた役割をそれぞれの子供がどのように果たすのかを、
- しっかり話し合って取り決めるべきです。
- 家族そして親族が協力し合わなければならない問題です。
- そして一番重要なことはは、子供達が今の貴方達の行動を
- じっと見ているということです。
- 明日は我が身、それを忘れずに良い解決策を工夫して下さい。
【A2】実の母親でも同じように思いますか?
- 実の親でも負担を感じて当たり前なのですから、
- 義理の親ではやっぱり考え方が違って当然でしょうね。
- でも、もし立場が違っていたらどうでしょう?
- 貴方の実母が、貴方の奥さんから同じように思われたとしたらどうでしょう?
- 貴方は怒り、奥さんを非難するかもしれませんね。
- 一度は決心したことですから、最後までやり遂げる必要がありませんか?
- たとえは悪いですが、犬や猫だって一度飼ったら最後まで面倒を見る義務が
- あるはずですし、まして相手は貴方の奥さんのお母さんですよ!
- 家族が増えれば負担も増えるし、その分今までと同じ生活パターンが
- 望めなくなるのは覚悟の上のことではないのですか?
- 貴方が今すべきことは、その負担増を貴方の奥さんの兄弟に要求することです。
- 毎月一定の金額を要求しても良いと思いますし、
- 家族で外出したりする自分達だけの時間を得るために、
- その時は数日間だけ預かってもらうようなことをされたら良いと思います。
- 貴方の奥さんのためにも、迷いは捨てて頑張っていただきたいと思います。
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