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ボタン Q&A:家族 No.0161

【Q】毎晩のように遊び歩く妻

  •  結婚三十年、子どもたちは独立し、夫婦二人暮らしですが、
  • パートで働く妻が毎晩のようにスナックやカラオケボックスに通い、
  • 深夜になっても帰ってきません。
  • 夕食はいつも私一人で、それもたいていコンビニ弁当です。
  • 休日ぐらいは夫婦でと思っても、妻は朝からパチンコに行き、閉店まで粘ります。
  • 注意すると、「私が楽しいことをして何が悪い。あんたといてもつまらない。」
  • と開き直るしまつです。
  •  以前、妻は愛人と家を出たことがありました。
  • 反省して戻りたいというので、子どもたちとも相談し、
  • 断腸の思いで許したことがあります。
  •  あの時に別れればよかったと後悔しています。
  • 親しい友人は「性格だから直らない。別れたら」と言います。
  • 私も「もはや、これまで...」とは思うものの、迷っていて決断できません。
  • アドバイスをお願いします。

【A1】我慢は何時か限界が来ます。

  • 貴方には申し訳ないですが、ほとんどドラマの世界のようですね。
  • 世間には色々な夫婦がいて色々な夫婦の形態があるとは思いますが、
  • お互いに一緒に居たい、お互いに一緒に暮したいと思う気持ちがその根底にあるはずです。
  •  子供が独立し夫婦二人だけになった時、
  • そこに空虚さだけが漂う家庭が多くなっているという事をよく耳にします。
  • きっとその家庭は子供中心の生活環境だったのかもしれません。
  •  育児、進学、就職、結婚と、何時でも子供が主役で、
  • 何時の間にか夫婦はそのスタッフとして存在するだけになってしまったのでしょうね。
  • 子育てのドラマが終わった時、貴方の奥さんは「もう自分の出番はない。」と、
  • 自ら妻としての役割に終止符を打ったのだと思います。
  •  三十年連れ添った伴侶ですから、情として悩む貴方の気持ちは充分理解できますが、
  • やはり決断すべきです。
  • 例え長年夫婦であっても、趣味や考え方が全く同じになることはないのですから、
  • お互いに好き勝手をしながら余生を楽しむ夫婦関係だってあっても良いかもしれませんが、
  • その場合でもお互いを伴侶として認め合っていてこそ許される事だと思います。
  • 夫婦にしか分らない事情が仮にあったにせよ、100%奥さんが悪いわけではないにせよ、
  • 不愉快さを感じて注意する貴方。
  • 「あんたといてもつまらない。」と反論する貴方の奥さん。
  • もう結論の出るところへ来てしまっているような気がします。
  •  貴方の迷いが、世間体を気にするものだったり、
  • 自分自信のこれからと老後を心配するだけのものであるのなら、
  • 直ぐにでも吹っ切ることが出来るはずです。
  •  叉奥さんに対する情が迷いの原因であっても、
  • 貴方に対する情を奥さんが持っていないのであれば、離婚は必然的なものでしょう。
  •  互いに情を持ち続け、これからも互いに相手を必要とするのでないのなら、
  • 必ず我慢の限界は来ます。
  • 話し合って、結論を急ぐべきです。

【A2】足もとを見切られていませんか?

  •  たぶん今の奥さんには怖いものがないのでしょうね?
  • たとえ貴方から離婚話しを切り出されても、
  • 「はい、そうですか。」と簡単に印をつく覚悟が出来ているのだと思います。
  • あるいは逆にそんなことを言い出せる人ではないとたかをくくっているのかも知れません。
  • 「自分で働いたお金をどう使おうと文句言われる筋合いは無い。」
  • 「文句を言う資格も貴方にはない。」
  • そんなふうに考えているのかもしれないです。
  •  どちらであっても、奥さんにとって貴方の存在はとても薄いですね。
  • 原因がどうであったにせよ、もう夫婦という絆で結ばれた二人ではないような感じです。
  • 丈夫な間ならいざ知らず、先に貴方が不自由な身体になった時のことを考えると、
  • なんだか怖いような気がします。
  •  どちら正しいとか悪いとかではなく、そんな関係が継続することは好ましいことではない
  • と思います。
  •  お子さんを交えて話し合い早々に解決すべき問題だと思います。
  • 世間体を気にすることなく、残りの人生を悔いなく生きることを考えられたらどうでしょうか?

【A3】何が原因なのでしょう?

  •  愛人と家出をしたり、パチンコやカラオケで深夜まで家に帰らず、
  • ご主人の食事も一切作らない。
  • これだけを聞けば、間違いなく正真正銘の悪妻の部類に入る人です。
  • でもそうなるには、必ず原因があったはずです。
  •  奥さんが好きで悪妻になったのでしょうか?
  • それとも結婚した当初から悪妻の素質を持っていたのでしょうか?
  •  三十年間という、お二人にとって長い年月は、
  • 少なからずいろいろな体験を積み重ねてきたはずです。
  • 楽しい時ばかりでなく、辛いことや苦しいこと、悔しいことや切ないことなど、
  • 忘れた記憶の中にも数多くあることと思います。
  •  それらの歴史の中で、可愛かった奥さんを徐々に変えてしまった何かがあったはずです。
  • 貴方の文章の中からは、それらのことを知るすべは一切ありませんが、
  • 貴方には必ず思い当たるふしがあるはずです。
  • 今の奥様が文字通り悪妻であるのなら、その責任の半分は夫である貴方にもあるはずです。
  • 思い出してください・・・知合い結婚したあの頃を。
  • 情熱やそれに伴う行動を、三十年後の今現実のものとすることはできませんが、
  • その時の思いは記憶の中に必ず残っているはずです。
  • その記憶がある限り、やり直すことだって可能です。
  •  奥様は寂しいはずですよ。
  • 貴方と一緒にいることによって、貴方の顔を見ることによって、貴方の声を聞くことによって、
  • その寂しさが増してくるのだと思います。
  •  寂しさを造った原因は貴方にもあるはずです。
  • 夫婦にしか分らない原因をお互いに話し合って、反省すべきことは反省し合い、
  • 誤るべきことは誤り合って、許すべきことは許し合って、解決できることなら解決すべきです。
  •  残された人生を、いがみ合ったり憎みあったりして過すほど馬鹿くさいことはありません。
  • 離婚は、それこそいつでも出来ます。
  • 今こそ三十年前の情熱を思い出す時です。