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【Q】「子供を産んで欲しい。」と言われても・・・。
- 夫と二人で暮らす二十代後半の会社員です。
- 「子どもを産め」という周囲の声が強く、悩んでいます。
- 年齢を重ねれば気持ちも変わるかもしれませんが、今のところ子ども
- を産む気になれません。
- 子どもを取りまく犯罪、いじめ、母親の育児ノイローゼなどが次々と
- 頭をよぎります。
- 親は子育てに責任を持つべきだと思いますが、自分にはその自信がまったくありません。
- 夫の母親に気持ちを伝えると、「代わりに育てるから同居しよう」と言います。
- だからといって「任せますから、責任もとって」ですむとは思えないし、
- 同居の提案も重荷です。
- 夫は子どもをほしがっていて、私がその気になるまで待つつもりです。
- 家事にも協力的で、子育てにも熱心だろうし、私と結婚しないほうが幸せだった
- かもしれないとさえ思います。
- こんな状態でも子どもを産むべきでしょうか。
- それとも、私が産みたいと思うようになるまで待つべきでしょうか。
- 意見がききたいです。
【A1】欲しくなるまで待つべきです。
- できちゃった結婚が多くなった今の時代には、とても貴重な考え方だと思います。
- 年毎に少子化が進み、遂に人口減少が現実となった日本ですが、
- だからと言って子供を産むことが国の将来にとっては必要な事であっても、
- 個人個人の家庭の事情というものが最優先されるのはやむをえないことだと思います。
- 「子供は天からの授かりもの」とか「子は家の宝」とか言った時代はとうに過ぎ去り、
- 子供を産む・産まないは、極端に言ってしまえば夫婦二人の意思の結果によるものと
- なってしまいました。
- 欲しくても出来ない人達や、やっとの思いで子供を産めて喜んでいる人達のことを考えれば、
- ある意味では罰当たりな考え方と言えないでもありませんが・・・。
- 子供を産むにはタイミング(?)が重要だと思います。
- 夫婦の年齢や健康、経済状態、家庭環境や社会環境など様々な要素が条件として
- 係わってくると思いますが、一番重要なのは夫婦がそれを望む事です。
- 望まれて産まれてきた子供は、それだけで幸せです。
- 産まれてからの親の愛情を保証されているからです。
- ひとたびお腹から出てきた子供は、こちらの都合でもう一度お腹の中へ返すことは
- できないのですから、それが何にもまして大切な事だと思います。
- 子育てに自信を持っている人はほとんどいないと思います。
- 誰もが不安を持ちながら、子供の成長とともに自分自身も思考錯誤を体験し経験を
- 積んでいるのです。
- 特に最初の子供は大変です。
- 母親にも父親にも経験が全くないからです。
- 子供がほんの僅かな熱を出しただけで、右往左往し夜中に救急病院へ走る事も
- 何度かあるでしょう。
- 成長とともに手がかかるわが子に翻弄され、自分の時間が取れずストレスが
- たまることも度々あると思います。
- でもそれ以上のものを子供は与えてくれます。
- 子育ての苦労や心配やストレスの中に、親としての喜びを子供は必ず与えてくれます。
- だからこそ二人・三人と子供を育てる事だって出来るのです。
- 子育てに不安を持ってあたりまえです。
- これからの世の中は何が起こるか分らない。
- でもそれは何時の時代も大なり小なり同じ条件です。
- “交通事故に遭うから外には出ない。”
- “家に居ても地震が何時くるかわからない。”
- “会社が何時倒産するか不安だ。”
- “戦争が始まったらどうしよう。”
- “彗星が地球に衝突する事はないだろうか?”
- 考え始めたら限がないことですが、極端に心配性な人はそこまでいってしまうかもしれません。
- 貴女がそうだと言うわけでは決してありません。
- 仮定の中で生まれてくる子供に対してそれだけの責任を感じている貴女なら
- きっと良いお母さんになれると思います。
- ご主人やご主人のお母さんは、とっても思いやりのある方達だと思います。
- 貴女が本当に子供が欲しくなるまで、きっと待っていてくれるはずです。
- それまで貴女を見守ってくれるはずです。
【A2】子供をりっぱに育てることが、本当の親孝行・・・?
- 子供が嫌いで、造らない夫婦だっています。
- 貴女のように子育てに不安を感じて、造らない夫婦もいます。
- 子供自身の将来を案じて、造らない夫婦もいます。
- それが良いとか悪いとか、誰も判断はできません。
- 少なくとも他人が口出しする事ではないからです。
- でも友達や身内には色々と詮索されるでしょうね。
- 「どうして?」・・・・と。
- そして「母親として子育てに自信が持てない。」と言う貴方の言葉に、
- ほとんどの人達はそれ以上の言葉を口には出さないでしょう。
- “人それぞれ”と思って・・・・。
- 最後まで食い下がるのは親です。
- 貴方のご主人のお母さんのように・・・。
- 親孝行の仕方にも色々ありますが、
- “真の親孝行とは自分の子供を一人前に育てること”
- という言葉もあります。
- 虎は死んでも皮を残しますが、人は死んだら何も残りません。
- 唯一自分の生きた証は、自分の子供達のそして子孫の存在だと言う事です。
- 家系とか家とかの考え方は無くなった現代でも、そんな考え方はまだ続いているようです。
- だからと言って、今の貴女に子供を産むことを勧めるわけではありません。
- 子供が心底嫌いならべつですが、そうでないなら欲しくなるまで待つべきです。
- 但し、欲しくなるような努力はすべきです。
- 友達の赤ちゃんを見に行ったりすることも良いかもしれません。
- そして、その赤ちゃんを抱かせてもらうこともそれなりに効果があると思います。
- そんなことを続けていれば、必ず欲しくなる時がくると思います。
- その時は勇気を持って産んで下さい。
- “案ずるより産むが易し。”
- これは、お産のことだけを言っているのではありません。
- 育児を含めた子育ては自然に備わってくるものです。
- 自信が無くても子供は育ちます。
- 子供が自信を与えてくれることだってあるくらいです。
- 人類の何千年の歴史がそれを証明しています。
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