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Q&A:家族 No.0158
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【Q】親の面倒誰が?
- 二人の子がいる四十代の主婦です。
- 結婚した後、義父と実母が亡くなり、義母は田舎で、実父は東京でそれぞれ一人暮らしです。
- 最近急に、夫が「自分は田舎に帰って母親の面倒をみるから、
- おまえと子どもは東京で父親と暮らせばいい」と言いだしました。
- 夫に「離れて暮らすのは寂しくないの」と聞くと、
- 「おまえには子どもや父親がいる。おふくろが一人で寂しくないと言うのか」と言われ、
- 返す言葉がありませんでした。
- どちらの親も仕事をしており、友人も親戚も地元の人です。
- どちらかの親を東京か田舎に呼んで暮らすことは考えにくいです。
- 夫婦別々に親の面倒をみながら暮らすべきか、
- 親に寂しい思いをさせても私たち親子だけの幸せを優先するのか。
- 悩んでも答えが出ません。
- だれかが寂しいくじを引かなくてはならないのでしょうか。
- アドバイスが欲しいです。
【A1】原因は別のところにあるのでは?
- 順序から言えば、親が先に亡くなるのは自然の道理です。
- そして必ず両親のどちらか一方が後に残されるのも、
- 事故でもない限りあたりまえの事です。
- それは結婚する前から分っていたはずです。
- 但し結婚前や結婚後のしばらくは、そんな事を考えてもみないのが
- 叉ごく普通のことですし、親が病気をしたり、
- どちらか片方だけになってから、初めて現実感がともなうものです。
- 少子化そして核家族化の今、そしてこれからはもっともっと多くの人が
- 同じような問題に直面していく事と思います。
- 極端な場合、夫婦二人で両方の両親の面倒を見なければならい場合だって
- あるかもしれないからです。
- でも貴女のご主人が急に言い出した「母親の面倒をみたいから離れて暮す。」
- という意味は、本当にそれれだけなのでしょうか?
- 妻子を捨ててまで母親の面倒をみるというのは、一見美談に聞こえますが、
- 本当にそんな人がいるのでしょうか?
- 申し訳ないですが、私には信じられません。
- 百歩譲ってそれが本当であったとしても、それを受け入れる親が、
- まして母親がいるでしょうか?
- 妻として母としての経験を積んできた母親が、
- 妻子を捨てて息子が自分のところに返ってくる事を喜ぶでしょうか?
- そのうえご主人のお母さんはいまだに元気で仕事をされているわけですから、
- 事実寂しくはあっても、息子のそんな行動を許すはずがないと思うのです。
- 困ったときや寂しいとき、そして病気のときなどに助け合うのが家族ですが、
- 義母、実父ともにお元気で働いている今、
- そんなに急な話が出るのは不自然に感じてしかたがありません。
- 悪く解釈すればご主人のお母さん云々の理由は口実で、
- 初めに別れありきのような気もします。
- 家族はその時がくるまで離れて暮すべきではありません。
- 少なくとも子供が成長して社会へ出るまで、それは親の義務であり責任です。
- 成長した子供が家を離れ、夫婦二人になり、そしてどちらか片方になり、更に・・・。
- お子さんを含め、義母と実父にも参加して頂いて、全員で話し合うべきです。
- たとえ全員が納得する結論が出なくても、話し合うということで、
- お互いの気持ちは理解できるはずです。
- 貴女との話し合いの中だけで、このままご主人の主張を通すべきではないと思います。
- どんな結果がでるにせよ、関係する家族が知っておく必用がある重大な事柄だと思います。
【A2】ご主人は何を考えているのでしょうね?
- 確かに親の面倒を見るのは子の責任ですが、やはり限界と言うものだってあるはずですよね?
- ご主人は奥さん及びお子さんと自分の母親とを天秤にかけて、母親をとろうとしているわけですが、
- それが正しい選択だとは思えません。
- 世間には、親を捨ててでも夫婦になりたい人やなった人もいます。
- まして自分の子供がいた場合、その子供を捨ててまで親をと思う場合はほとんどないはずです。
- 直接的に親のため何かをしてあげたり支えになったり、
- 喜んでもらったりすることも親孝行の一つとは思いますが、
- 本当の意味での親孝行は自らが親に心配をかけない人間となり、
- そして自分が育てられた以上に子育てを行う事なのではないでしょうか?
- それが面々と続く人間の生き方であったし歴史でもあったと思います。
- 例えはあまりよくありませんが、大昔には親の面倒をみきれなくなる子供のために、
- 親が自ら進んで山にのぼり命を絶つ風習だってあったくらいです。
- ご主人は考え違いをしていると思います。
- 親のことを考えなくてもよいと言うのではなく、
- 何が一番重要かを取り違えていると思われます。
- 一番大切なのは自分の妻子のはずです。
- そしてその後に親や兄弟となるのが普通の考え方ではないでしょうか?
- お子さんのためにも、勿論貴女自身のためにも考え方を変えてもらうべきです。
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