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Q&A:子育て No.0174
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【Q】子供の育て方を巡って夫婦意見あわず。
- 小5、小3、年長の子供がいます。
- 私は大企業のサラリーマン。
- 40才です。
- 教育を巡って妻は肩書き主義(いい意味で一流主義)、
- とにかく勉強して東大等一流大学(そのために灘高校等の進学校へ)に行かしたい考え。
- そのためには家族でキャンプや旅行とか甘いことは言ってられない。として勉強優先生活です。
- 私は肩書きなんか社会へ入ってせいぜい最初の数年しか通用しない。
- 人間力の育成、今のうちしか出来ない家族の絆を深める活動を優先すべき・・・です。
- 勉強を否定はしないが何もかも犠牲にして小学生にスーパー進学塾に通わせるのはどうか、
- 結局最後に勝つのは小さいころ頃から英才教育を受けた者ではなく、
- 雑草のように後から追い上げてきた奴らだと思う次第です。
- またサラリーマンだし、子供への投資と言っても限界(それで小5の男の子はスーパー進学塾、
- 次男の小3も塾通い、年長の女の子にもバレー等、月に10万円以上は投資しています。
- それに家のローンも・・・)があると言うのですが、周りが皆やっているとかで、
- 妻が働きに出て稼ぐと言います。
- 昨年は反対を押し切り妻がパートへ出ました。
- 年長の長女へも将来はプロのバレリーナだとしてスパルタレッスンを強いています。
- それもあり家族皆が揃うことは少なく旅行なんかも実行できない状態です。
- 私は特に秀でた才能はありません。
- いわゆる中庸というやつで、確かに何かを極めるためには異常なまでの教育が必要なのかも
- しれない点について、私みたいな考えだと甘いのかもしれません。
- 私はほどほどに勉強して、野外活動で親子のコミュニケーションも時々でいいから図り、
- 無理しない範囲で育てればいいと思います。
- しかし、妻を説得するのは無理で、かつ妻方の両親を味方につけ、
- さらに私の両親も昔は妻に近い考え方でした。(今はわかりませんが)
- 私は両親から、高度成長期にやはり肩書き主義で育てられた世代で、
- それに対する反発もあるかもしれません。
- 途中でそれに気付いて勉強しなくなり、国公立には行きませんでしたが、中位の私大へ行きました。
- 結局中途半端になったかもしれません。
- 結婚するまでサーフィンに凝っていました。
- 1年前までは子供をたまに海へ連れて行きましたが、
- 今は現実対応で子供の送り迎えか勉強を教える振りをして、子供と接する時間を長く取っています。
- もっと他にやる事があるやろ。
- 今しか出来ないようなと思ってしまいます。
- それにサラリーマンの安らぎは家族です。
- 私が考えを改めるか、妻を説得するか(出来る方法があるように思えない)
- 何かアドバイスありましたらお願いします。
【A1】子供が幸せを感じる時は?
- 年に1〜2回程度の家族旅行やキャンプなら、進学勉強の障害になったり、
- 家計に大きな負担をかけるとは、個人的には思えません。
- 親子の絆は、子育てが終わってからではできないのですから、今のうちに創っておくべきです。
- 今しかないという貴方の考え方には賛成です。
- 努力してその考え方を少しでも実現すべきです。
- ところで、子供の将来の幸せを願わない親は、まずいないでしょうね。
- それだけに親としては、その成長に合わせて可能な限りのことをしてあげたいものです。
- 多少の不自由さや不便さ、そして経済的な負担を背負ってでも、ついつい頑張ってしまうこともありますよね。
- それでも夫婦の価値観が同じであれば、子育ての苦労は共通の喜びとして変わるものです。
- 困るのは、夫婦の価値観が異なるの貴方のような場合です。
- 確かに子供の将来の幸せという目的は同じようですが、その幸せの内容に違いがある場合です。
- 人並みな生活・人生を幸と思う人、人並みより少し上が幸せであると思う人、
- 世間が認める成功者となることが幸せと思う人、色々な考え方があります。
- その考え方の違いが、目的は同じであっても目標となる子育ての方法論に差異を生じているのだと思います。
- 私が貴方にアドバイスできることは一つです。
- もう一度奥さんと話合いをして、お二人の子育てに対する考え方を同じにすべきです。
- お子さんの将来に対する価値観に、夫婦の間で大きな隔たりがあってはいけないはずです。
- 夫婦の間では価値観は強要する物ではなく供用するものだと思います。
- 奥さんを説得して貴方の価値観を意のままに押し付けるのではなく、お互いの考え方を近づけて、
- 共通の価値観を創るべきです。
- 子育てを巡って溝ができ、それが原因で両親が不仲となってしまったら、当事者の子供はどう思うでしょうか?
- 子供にとっての一番の幸せは、両親が仲良く元気でいてくれることです。
- 子供の本当の幸せを願うのなら、それを常に考えるべきです。
- 子供のためと親は思いこんでいても、実は自分のための子育てをしていることだって結構あるのです。
- 勿論子育てに親の楽しみがあっても良いのですが、それが全てとなると問題です。
- 経験がなく世間知らずの子供には、確かに親の導きは重要なことですが、
- 親の思いこみや誤解によってそれをしてはならいと思うのです。
- 子供にだって子供なりの価値観はあります。
- 一方的に押し付ける親の価値観は、時には子供にとって迷惑なこともあります。
- 子育てには共通する親の価値観と、それを受け入れる子供の価値観とが一致する必要もあります。
- 両親の意見が一致し、子供も素直にそれを受け入れてくれるような価値観を見つけてください。
【A2】子供はやっぱり2番のはずです!
- なにか怖いお話しです。
- 10数年後のご自分に身の危険は感じませんか?
- 子育てが終わり、貴方に第二の人性が訪れようとする時に、
- 貴方のご家庭に波瀾は起こらないでしょうか?
- でも子供の本当の幸せって何でしょうかね?
- 私も二人の子供を育て上げ、勿論後悔することも多いのですが、
- 唯一誇れるのは仲の良い兄弟に育て上げたことです。
- ある時そんな子供達の口から出た言葉は、「両親の仲が良かった事が一番嬉しかった。」でした。
- 二人とも学生時代の成績は芳しくなく、一流の学校へも入れませんでしが、今はそれぞれ職につき、
- 結婚しそれぞれ父親となって可もなく不可もなく過しています。
- 年に何度か顔を見せにやって来る、そんな子供達の家族を、私は幸せな家族だなと本心で感じています。
- 世間から後ろ指を射されない程度の平凡な人生を送っていますが、当人達もそれで満足しているようです。
- 貴方の奥さんの考え方も、それはそれで間違ってはいないと思いますが、
- 問題はお子さんがどう考えているかです。
- 親はそれが子供の望む事であれば、良くないと思われる事は別にして、
- それを可能な限り適えてあげたいと思うものです。
- 貴方のお子さんが二人とも奥さんの考え方に同調し、それを是とするなら、
- その場合は貴方の考え方はそっとしまっておくべきです。
- 反対に子供達が奥さんの考え方に意を唱えるようであれば、貴方の考え方について
- 家族で話し合うべきだと思います。
- ただ、小5、小3、年長のお子さん達では、自分の将来への具体的展望は望むすべもない事ですので、
- やはりある意味で親がその線路を引いて導く事は当然必要な事とは思います。
- その意味でご夫婦のベクトルあわせは絶対に必要で、一方の意見を無理やり押し通すようなことにならないように、
- どこかで妥協点を見出すべきです。
- 夫婦仲良く、子育てに同じ価値観を以って望む事が、子供達にとっては一番のはずです。
- そしてその時心に留めておくべき事は、子は親の所有物ではないということと、
- 子は親の思い通りには絶対にならないという事です。
- 更に子育ては親自身の満足感のためにするのではなく、
- 子供のためにのみするのだという事も忘れないでいて欲しいものです。
- 貴方のご夫婦のように、お互いの意見が全くかみ合わないというのは、
- お子さんたちにとってはいい迷惑です。
- 是非ともご両親の見栄や立場を織り込むことなく、子育てについてじっくりと話し合ってください。
- 生きていく上で、人は何が必要なのか?
- 人は何に幸せを感じるのか?
- そんな大テーマを与えてくれる重要なことだと思います。
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