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Q&A:子育て No.0120
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【Q】自分の意思で行動が出来ない子供。
- 小学校3年生の息子のことですが、自分の意思で行動が出来ません。
- いつものことですが学校に行くまでに朝食を済ませ登校の支度をしますが、
- 私があれこれ指図をしないとほとんど忘れて登校してしまいます。
- 3日前試しに、帰宅してから何も聞かず登校させてみました。
- 結果給食代から宿題、先生からもって来るように言われていた雑巾、
- 何から何まで忘れていたようです。
- 予想はしていましたがショックです。
- 私たちの育て方に問題が有ったとは思いますが、自信がなくなってしまいました。
- 私が何から何まで口を出しすぎた結果ではないのだろうかと思います。
- かといって今日からイキナリ3日前のように何も聞かずにいるというわけには行かないでしょう?
- どのような段階を踏み何も口を出さずにしてゆくか教えてもらえれば有難いです。
【A1】何も心配する必要はないと思います。
- 子供は毎日成長していきます。
- その成長の過程で、親が教えない事もドンドン覚えていきます。
- 学校の友達、TVや雑誌、パソコンの情報などから、親が知らない事までも子供は吸収しています。
- どんなに面倒見の良い(?)両親がいたとしても、四六時中子供と一緒にいるわけではないのですから、
- これは当然のことと言えば当然です。
- 勿論子供の性格はご両親とその育った環境によって大きく影響されますが、それが全てではありません。
- 貴女のお子さんはきっとのんびりやサンなのではないのでしょうか?
- 面倒見のよいお母さんの愛情に包まれて育ったとても素直なお子さんだと思います。
- そんなお子さんを、単に忘れ物が多いというだけで、自分の意志で行動のできない子などと決め付けないで下さい。
- 子育てに何が良くて何が悪いなどと言うものは基本的にはないと思いますが、
- 敢えて言うなら、健康で他人に迷惑をかけないような人間に育てる事がよい事なのではないでしょうか。
- と言っても、忘れ物もある意味では人に迷惑をかける場合もあります。
- 宿題を忘れた場合は自分が怒られたりするだけで、誰にも迷惑をかけているわけではありません。
- 先生を煩わせる程度の事ですから、それが先生の仕事の一つでもあると考えれば、
- 迷惑をかけていることにはなりません。
- 給食代や雑巾を忘れる事は、少しばかり迷惑をかける事になるかもしれません。
- 給食費は全員分集めないと後の処理に影響しますし、雑巾はみんなと一緒に掃除をするための道具だからです。
- 貴女の今までの子育て方法は間違っていないと思います。
- ただ子供の成長に合わせて少しずつ変えていくだけで良いのではないでしょうか?
- 3日間の施行は間違いではないと思いますが、少し性急すぎたような気がします。
- 全てを今までと変えるのではなく、少しずつ段階を踏んで行く事が必要です。
- そのためには、同じ忘れ物であってもお子さんだけが困るものと、
- 他人にも迷惑をかけるものとをある程度明確にして、最初はお子さんだけが困るものについて
- 一切口を出さないようにする方法があります。
- そして徐々に援助の手を少なくしていけば良いのではないでしょうか?
- 親の態度や行動が急に変わっても、子供は何の事か分からない場合がほとんどです。
- 変わったことについてのみ、子供が不信感を持つ場合だって無いとは言えません。
- 大切ことは、今までの行動を、お子さんに対して何の前触れもなく変えてしまうのではなく、
- 何故そうしなければならないかを、お子さんとじっくり話し合って理解させる事です。
- 但し、理解したところで明日から直ぐに治るものでもありません。
- 少しずつ、少しずつです。
- 子育てには我慢比べも大切な要素ですから、お母さんの頑張りも必要ですよ。
- お子さんの忘れっぽい性格は大きくなっても変わらないと思いますが、
- 自分に不利なことは、自分自信で自然に治していくものです。
- 貴女の子育ては間違っていないと思います。
- とても良いお母さんだと思います。
- 自信を持ってこれからもお子さんと付き合っていってあげて下さい。
【A2】子供は親の言う通りには育ちません。
- 子供にとって、親の特に母親の言葉は五月蝿く聞こえる事のほうが多いものです。
- 「また始まった。」「いつも同じ事を言う。」「いいかげんにして欲しい。」
- 程度にしか受止められない事が多いのです。
- 親の言った言葉が重みを持って受止められるようになるのは、
- 子供の時ではなくその子が大人になり親になったときでしょうね。
- だから子育ては難しく大変な事が多いのだと思います。
- 親の言う通りに、思い通りに子供達が育ってくれるのなら、子育てに苦労する人はいなくなりますよね?
- だんだんと大きくなっていく子供の姿を見ながら、親は何時も期待と不安に駆られるものですが、
- この程度の事でやきもきする必要はないのではありませんか?
- 男女や個人によっても差はありますが、成長期には身体と精神のバランスが取れない事もよくあるそうです。
- 理解して記憶した事も直ぐに忘れてしまったり、一つの事に神経が集中すると他の事は一切忘れてしまったり、
- その時の場面や状況によって精神状態がコロコロ変わるような事もあるそうです。
- 忘れるか忘れないかは、その時の本人の意識の問題で、注意する親の価値観とは異なります。
- 本人にとって重要でないと感じているものを、まわりがいくら大切な事なんだからと注意しても、
- 意識付けする事はとても難しいでしょうね。
- 例えてみれば、嫌いな食べ物を無理やり食べさせても、消化酵素が出ないため栄養にはならない(?)ので、
- 本人のためにはならないというようなものです。
- あまりくどく注意すると、そのうちに子供から反発が返ってくる恐れもあります。
- それでもみるにみかねて、つい小言に近い言葉が出てしまうものですが、
- それを避けるために言葉でなく文字で注意を促すのも一つの方法です。
- 小さな白板を目につく場所に用意して、日付けと曜日と持ち物などを書くようにし、
- 前の晩あるいはその日の朝、お子さんに「白板をちゃんと見た?」だけを言うのです。
- それでも忘れたらそれはそれで仕方ないと思って下さい。
- 無理やりに本人の意識を変えさせるのではなく、
- 変えるための手助けをしてやるぐらいの気持ちでいる方がいいと思います。
- お子さんは、いつか変ります。
- 親の思い通りにはいかないでしょうが、必ず変わるものです。
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