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【Q】幼児のしかり方?
- 子供が大好きで幼稚園の先生になることを目指し勉強中です。
- そんな中、兄の子供同士がチョットした事で喧嘩になりました。
- 私はそれを止め、キツク怒りました。
- その後子供は私になつきませんし、見ると逃げてしまいます。
- 兄が相当怖かったようだぜなんて言っていましたが、
- 今後先生になると、毎日起こり得る事かと思うと自信をなくしてしまいます。
- しかるって難しい、いろいろな方法があると思いますが幼児のしかり方を知りたいです。
- お願いします。
【A1】愛情を以って接する事です。
- 我侭で身勝手で、残酷で独り善がりで思いやりのない、それが子供です。
- 人間社会の仕組みやルール、しても良い事・悪い事、それらとまったく関係のない世界にいるのが子供、
- 特に幼児です。
- これらの子供達を、人として成長させていくのが両親やその他の家族、周りの大人達や、
- その子に関わる全ての人達(他の子供達を含めて)ですよね!
- 貴女の希望する幼稚園の先生は、その人達の中でも子供達の心の成長に大きく影響を与える、
- とてもやりがいのあるそして大変なお仕事だと思います。
- でも好きだけではなかなかやり遂げられないお仕事の一つだとも思います。
- 特に貴女が感じたように、物心がつくかつかない位の幼児に対する叱り方はとても難しいものです。
- 叱られたり怒られたりするのは、大人になっても嬉しいものではないし、
- ある程度の人格ができてからでもかなりのショックを受ける事だってあります。
- 幼児(3〜4歳)に接する基本は、まず愛情です。
- 可愛いから、危ない目に合わせたくない。
- 良い子だから、もっと良い子になって欲しい。
- そんな気持ちが愛情の基になります。
- そして、幼児に対しては怒ったり叱ったりするのではなく、注意することによって
- 貴女の愛情を表現してみて下さい。
- ほとんどの幼児は、自分の行動の善悪や結果を考えていませんから、注意する事によって
- してはいけないことを教えてあげる事が大切です。
- 遊び散らかしたオモチャを片付けさせるにも、「ちゃんとお片づけしておかないと失くなってしまうからね!」
- とか、「お父さんが帰ってきても座るところがないでしょう?」とか、何故片付けなければならないのかを、
- 理解させるような言葉を使う必要があります。
- 感情的になって「危ないから片付けなさい!」では、注意ではなく怒る事になってしまいます。
- 幼児にとっての大人(両親も含めて)は、すべて絶対者です。
- 絶対者の大人の言うことには、怖くて逆らえないのです。
- 怖さにすくむだけで、何がいけなかったのかなどと判断する余裕さえありません。
- 子供は泣くか逃げるかして、その恐怖から遠ざかるしかないのです。
- そしてこんなふうにして育った子供は、何時か両親からも逃げ出すことさえあるのです。
- 貴女の場合、とても重要な事だと思われてキツク叱られたと思いますが、
- キツク叱ることとキチンと叱ることとでは、似ているようですが全く違うものです。
- キツク叱るときは、きっと言葉が強く荒くなるはずです。
- キチンと叱るときは、優しく子供にも理解できる言葉になるはずです。
- 確かにとっさの場合は、大きな声で荒い言葉を出してしまいますが、その後のフォローが大切です。
- 何故大きな声を出したのか?何故荒い言葉を使ったのか?を、直ぐに子供に優しく説明して
- 理解させる事が必要です。
- ここまですることが、キチンと叱るということです。
- キツク叱っただけでアフターケアーがなければ、それは子供にとって「恐怖」を与えられただけで
- 終わってしまいます。
- その上、泣いたり逃げたりした子供をそのままにしておくことは、もっと良くない結果を生みます。
- 「逃げれば大丈夫」「泣けば許してもらえる。」そんな気持ちを子供の心に植え付けるだけです。
- 語意の少ない幼児には、分かりやすい言葉で、短く優しく注意する事も必要です。
- いずれにせよ、大人が感情的になって発する言葉は、子供にとっては「怖い」だけなのです。
- 感情を極力抑えて、キチンと叱かってみて下さい。
【A2】怖いおねーちゃんでもいいと思いますが...?
- 子供(幼児)は悪い事と知りながら行動しているわけではありませんよね?
- 一回や二回叱ったって、必ず繰り返し同じことをしますよ!
- そんなとき貴女のような“怖いおねーちゃん”が必要だと思います。
- “怖いおねーちゃん”の記憶によって、やってはいけない行動(叉はしなければいけない行動)が、
- その子供に身につくと思います。
- 貴女そのものが“怖いおねーちゃん”ではなく、“ある行動”=“怖いおねーちゃん”なのです。
- 叱られた子にとって、記憶が新しい間は、“貴方” =“怖いおねーちゃん”となっているでしょうけど、
- 時間が解決してくれとおもいますよ!
- だってその子と会うたびに叱っているわけではないでしょう?
- きっと優しく遊んであげたり、時には誉めてあげたりしていると思います。
- 叱るだけだったら子供は逃げてしまいますが、貴方はそんなことはないと思います。
- そのうちに、“怖いおねーちゃん”から“こういう時は怖いおねーちゃん”に変わるはずです。
【A3】『人を見て法を説け』という言葉があります。
- 誰が言い始めた言葉かは知りませんが、多分仏教から出たものだと記憶しています。
- 同じことを教えるにしても、相手によって教え方も違うし、教えても分からない場合もある
- というような意味だと思います。
- でもここまで人を見る目が養われるには、それこそ気の遠くなるような年月かかかるでしょうし、
- 私達のような凡人にはは不可能だと思います。
- 難行苦行を重ねて悟りを開いたお坊さんが、初めて口にできる事だったはずです。
- 私を含めて貴女も凡人だと思います。
- 凡人は何度でも失敗したり挫折を味わいながら、少しずつ成長します。
- お兄さんのお子さんに怖がられた事は、たしかに失敗ですよね。
- でも何で怖がられたかを、分析して反省して、次の機会に新しいやり方を試してみれば
- 良いのではないですか?
- 失敗を怖がらないで下さい。
- 次も失敗するかもしれませんが、何度でもやり直せばいいのです。
- 凡人は死ぬまで凡人ですから、一度や二度の失敗で自信を失う必要はないと思います。
- 凡人でも素適な先生や、立派な先生は沢山います。
- それらの人達は、きっと他の先生方より数多くの失敗や挫折を経験された方達だと思います。
- 経験が貴女を成長させてくれる筈です。
- 素適な幼稚園の先生を目指して頑張って下さい。
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