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【Q】小1の息子の宿題で悩んでいます。
- 小学校1年生の息子を持つ父親です。
- 子供の事はほとんど母親任せなのですが、唯一算数の宿題を見ることだけは、
- どういうわけか私の担当となってしまいました。
- 宿題を見ると言っても、子供のやった百マス計算を採点する事で2分もかかりませんが、
- 最近ではいささか気が重くなっています。
- と言うのも、負けず嫌いな息子はたった一つの間違いでも、自分に対して腹を立てるのか、
- ほっぺたをふくらまして不機嫌そうに私を睨むのです。
- 「1箇所だけなんだから、よく頑張ったね!」と、
- 間違いを訂正した後で声をかけても返事もせず、不愉快そうな顔で時には眼に涙を浮かべる
- ようなこともあります。
- こんな時の夕食は最悪の状態となります。
- “いただきます。”と“ご馳走様でした。”以外、食事中は物も言わなくなってしまいます。
- 何度か諭したり、叱ったりもしましたが、気まずい状態はなおりません。
- そんな時、私もつい母親に「何で学校の宿題を親が見なければならないんだ!」などと
- やつあたりしたことさえあります。
- どこの小学校でも同じなのかは良く知りませんが、少なくとも私の小学校時代は、
- 親に宿題を見せる事などなかったと記憶しています。
- 宿題に奴当りするつもりは毛頭なく、それどころか息子と接する良い機会だとさえ
- 思っているのですが、自分の間違いに自分自身で腹を立て、
- ついには落ち込んでしまっている息子を見るに付け、考え込んでしまうことがあります。
- 「間違えたらやり直せばいい。」「失敗はいい経験だよ。」
- 「次は同じ失敗をしなければいい。」そんな言葉を繰り返しても、
- なかなか気分を変えてくれない子供をみていると、むなしささえ感じてしまいます。
- 親馬鹿かもしれませんが、息子は呑み込みも早く、物覚えもいいほうです。
- へんな叱り方や怒り方をして、自信をなくしてしまうののも怖いので、
- それなりには対応しているつもりなのですが、私自身が疲れていたり、
- 気分が優れないときなど、こんな状態の息子を見ることが嫌でたまらなくなることもあるのです。
- こんな時の父親はどうすれば良いのか?
- どなたかご意見をお聞かせ下さい。
【A1】何処か違うところに問題があるような気がします。
- 30年以上前のことですが、私事で思い出した事があります。
- 当時私は、中学生1年生を頭とした、男・女・男の年子3人の子供を育てていた時期でした。
- 仕事は営業だったため、毎日の帰りは遅く、土曜はもとより日曜祭日まで
- 接待で家を空けることが当然でした。
- それでも5月のゴールデンウィークは、正月以来久々に連休が取れ、
- 庭の小さな花壇を家内と一緒に手入れしていたときです。
- 部活から帰ってきた中1の長男が、「お父さん、宿題を見て欲しいんだけれど?」と
- 声をかけてきました。
- 小学校の夏休みに工作を手伝った以来、子供の宿題を見てやったことなど
- ここ数年なかった私は、子供の中学生活をそれとなく聞く好い機会だとも思い、
- 二つ返事で「ああいいよ。夕ご飯をたべたらな。」と答えました。
- 夕食後に子供が差し出したのは数学の問題集でした。
- 私にとって学生時代一番苦手な教科でしたが、中学1年の問題ですから、
- 何とか息子に教えることが出来ました。
- 「続きはまた明日にしよう。」と言って、その晩は1時間程度で終わりにしました。
- 次の日の夜です。
- 息子は夕食後部屋に行ったままで、いつまでたっても私のところにやって来る気配がないのです。
- しびれをきらして、妻に呼びにやったのですが、戻ってきた妻が言うには、
- 「もういいよ!」とのことでした。
- 半分腹を立てながら息子の部屋に行き、「もういいよ!とはどういうことなんだ。」と
- 問いただそうとすると、何の返事もないまま息子がいきなり泣き始めたのです。
- なかなか口を開甲としない息子から、事情を聞いて納得するまでに1時間以上もかかりました。
- 原因は、私の言葉遣いと態度にあったのです。
- 数学を教えている間中、何回となく「バカ」と言う言葉を使っていたのです。
- 「バカだなーそんなこと分からないのか。」「バカ、さっき教えてばかりだろう。」とか、
- 自分では意識しないで言葉の端々に使っていたのです。
- 自分が苦手だった数学が、子供も苦手だという思いが交錯し、ついつい語調も強くなっていた
- のかもしれません。
- 息子が言っていました。
- 「僕はバカなんだから、教えてもらっても無駄なんだ。」
- ショックでした。
- 大げさに言えば、人格を無視した私の言動に、息子はひどく傷ついたのです。
- 勿論、私はその場で息子に謝りました。
- そんなつもりはなかったこと...。
- 私自身、学生時代に数学で苦労したことなども交え、息子と話し合った結果、
- 誤解は解いてもらいました。
- 私にとっては貴重な経験でした。
- それから後、子供たちに対してはもとより、会社で部下に接するときなどの言動を、
- それとなく改めるようになったのも、この時の長男のおかげだと思っています。
- 貴方の場合も、息子さんに対する貴方の接し方に何らかの問題があったのではないでしょうか?
- 貴方の息子さんは小1とはいえ、自我に目覚め、
- 自分なりのプライドも持つ年齢だと思います。
- そんな彼は、きっとその自我とプライドの壁を貴方に対して作ってしまったのではないでしょうか?
- それを打破するためにも、ご自分の視点を少し変えて息子さんに接してみたらどうでしょうか?
- 子供は親の助け待っている事が多いのです。
- きっと問題解決の方法が見つかるはずです。
【A2】負けず嫌いでしっかりしたお子さんですね?
- 私も同じような年頃の子供を持つ父親ですが、有難いことにこのような経験はまだしていません。
- 従って適切なアドバイスはできないかもしれませんが、他人事ではないとの思いから投稿しました。
- とても負けず嫌いで向上心の強いお子さんなのではと思いました。
- 人に負ける悔しさと、自分に負ける悔しさとを、お父さんである貴方にぶつかる事によって、
- そのはけ口を求めているのだと思います。
- “自分の間違えが許せない。”そんな思いが、お子さんにそのような行動をとらせている
- のではと思います。
- ある意味で自分を厳しく判断できるとてもしっかりしたお子さんだと思います。
- そんなお子さんだからこそ、父親がしっかりと受け止めてあげるだけでいいのではないでしょうか?
- 悔しがったり、自分自身に腹を立てることはとても重要な事だと思います。
- これから先、お子さんの能力が充分に伸ばすためにも、とても大切なパーフォーマンスだと思います。
- 「お父さんだって何度も間違いをしたし、これからだって叉同じ失敗をすると思うよ。」
- 「でも、何度も何度も失敗を繰り返す事が、本当は大切だって言う事が、
- 必ず分かる時がくるから、心配しなくていいよ。」
- こんな言葉で、お子さんが理解するかは分かりませんが、100点を取る事が大事ではなく、
- 100点を取ろうとする努力が大切だと言う事を、分からせてあげてほしいと思います。
- 子供にとって、一番頼りになるお父さんが後ろ向きになっては絶対いけません。
- 肝心のお父さんが、お子さんへの対応を不安がるようではいけませんし、
- もしそんなことになったら子供の成長は誰が保証するのですか?
- 貴方は、とても良いお父さんだと思いますが、
- ご自分ではその自覚があまりないようにお見受けします。
- もっと自信を持って、お子さんを受け止めてあげて下さい。
- そうすればお子さんにもその自信が必ず受け継がれるはずです。
- “子は親の鏡”とも言います。
- 是非、お子さんにお父さんとしての素晴らしい姿を見せてあげて下さい。
【A3】「頑張れ!」は、かえって逆効果ではないですか?
- 「間違えたらやり直せばいい。」「失敗はいい経験だよ。」
- 「次は同じ失敗をしなければいい。」
- 貴方言ったこれらの言葉の中にはありませんが、きっとこれ以外に「頑張れ!」と言っていませんか?
- どなたでも(私の知っている限りですが、)最初の子供には、必要以上の期待感を持って、
- 手を変え品を変えあれこれと子育てについつい頑張ってしまうようです。
- 「間違えたら次を頑張ればいい。」
- 「失敗したら今度は失敗しないように頑張ればいい。」
- そんな事をお子さんに言っていませんか?
- もしそうであるならば、その言葉はお子さんにかなりのプレッシャーを与えているはずです。
- 『一生懸命頑張っているのに…。』と、お子さんは思っているはずです。
- 多分、彼は彼なりに頑張っています。きっと頑張っているのに期待した結果が出ないことに
- 苛立っているのです。
- 『頑張れ!』は、子供にとって抽象的過ぎる言葉だと思いますよ!
- 出来れば、「頑張れ!」ではなく、「良くやったね!」「間違ってもいいんだよ!」
- 「失敗することによって覚えるんだよ!」などの言葉をかけてあげるといいと思います。
【A4】お子さんは何に対して腹を立てているのでしょうか?
- お子さんが苛立っている原因を考えてあげて下さい。
- 何に対して腹を立てているのか、お父さんに対してなのか、それとも自分自信に対してなのか。
- アドバイスにはならないかもしれませんが私なりに一つの仮説を立ててみました。
- もしかしたら学校の友達と比較しながら自分に腹を立てているのかも...。
- 友達と比べて自分ができない。
- 友達より計算が遅い。
- 自分だけ何度も間違える。
- そのような事で苛立っているのかもしれません。
- 確かに、学校では他人と比べることで評価されますが、お子さんに対するお父さんの評価は成違うことや、
- 人と比べることがすべてではないことを、お子さんに理解できるように話してやってみたらどうでしょうか?
- 例えば、お父さんの小学校時代の話をしてあげるとか、自分もあまりできなかったとか、
- 悔し思いや恥ずかしい思いをしたとか、そしてあんな事とやこんな事をしたとか。
- そんなご自分の経験を話されると良いと思います。
- そしてたまにはお子さんと同じ問題をやってみてあげることも良いと思います。
- 結果を出すことよりも、結果を出すために何かをすることが大切であることを教えてあげてください。
- 他人と比較することが大切ではなく、自分が努力することが大切であることを教えてあげてください。
- そうして、あなたにとって大切なお子さんであると同時に、お子さんにとっても大切なお父さんであることを、
- 二人で認識しあって下さい。
- お子さんにとって、お父さんが自分と同じように悩んだことがあるということを知れば、
- よりお父さんを身近に感じ、黙ってしまうこともなくなると思います。
- 子供とはいえ単なる慰めの言葉だけでは納得しません。
- 子供と同じ次元に立って、二人で共通の問題として解決することが、
- お子さんにとって最良の激励となるのではないでしょうか?
- もし貴方がとても出来の良い子供であった場合は、多少の脚色をして話してあげても、
- こんな場合は許されると思います.....。
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